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発行:熊本市現代美術館/発行年:2004/サイズ:26×18cm/約250ページ
熊本市現代美術館・大阪歴史博物館 展覧会図録
『熊本が生んだ稀代の 生(いき)(活)人形師松本喜三郎は文政八年(一八二五)に熊本の井手ノ口町(今の熊本市迎町)に生まれました。若き頃から地蔵祭りの「造りもの」で名を馳せ、やがて大阪難波新地、そして浅草奥山へと進出。まるで生きているかのような等身大の人形を立ち並べた、「浮世見立四十八癖」、「西国三十三所観音霊験記」などの見世物興行で、一世を風靡しました。それはかの高村光雲が震えるように感動した作品の数々だったといわれています。しかし、幕末から明治への大転換期にあって、西洋崇拝の風潮が高まる中で、また見世物細工が美術より一段低く見られるという偏見の中で、その存在は次第に忘れられ、近代の闇の中に消し去られることとなりました。本展は松本喜三郎を中心に、生人形の歴史的な輪郭をその闇の中から浮かび上がらせることで、改めて「近代」の意味を問い直し、併せて、アメリカ、ドイツをはじめ、海外で発見した新資料の紹介を通して、文化交流史における生人形の存在の意味を明らかにするものです。』
松本喜三郎:
熊本市の浄国寺と来迎院で大切に守られてきた《谷汲観音像》と《聖観世音菩薩像》をはじめ、稀代の活人形師松本喜三郎の貴重な作品が一堂に並ぶ、最初で最後の機会となります。ぜひお見逃しのないように!
安本亀八:
喜三郎のライバルでもあった初代安本亀八の貴重な作品と、二代、三代へと継承され、「人形ハ、ヤスモトカメハチ」と謳われた、亀八系生人形の写実の真髄をご覧いただきます。
江島栄次郎:
明治三十一年(一八九八)の全面修理によって《谷汲観音像》を生き返らせた、肥後熊本のもう一人の天才生人形師江島栄次郎。大人気を博した生人形興行「清正公一代記」を彩った作品の数々を展示します。
展覧会詳細はこちら熊本市現代美術館(CAMK)HPにてご確認・ご参照下さい。
https://www.camk.jp/old/event/exhibition/ikiningyou/index.html
https://www.mus-his.city.osaka.jp/news/2004/ikiningyo/ikiningyo_item.html
https://kumamoto.guide/look/terakoya/067.html
https://search.yahoo.co.jp/image/search?rkf=2&ei=UTF-8&gdr=1&fr=wsr_gs&p=生人形と松本喜三郎
ご存じの方には多言ではございますが、素晴らしく大変好評であった展覧会の図録でございます。生人形や松本喜三郎の書籍少なく、ボリュームあり質・量ともに他に類のない、稀少な作品集・図録となっております。
表紙も少しすれあるのみ、中図版はほぼ新品です。大変稀少なもので大事にコレクションしておりましたが、増えすぎた本の整理をしており、譲り受けて下さる方がおられますならと、この度出品させて頂きました。元々の出版部数が少なくまた人気も相まって大変高値で取引されておりますようですが、送料もこちら負担、格安にて出品させて頂きましたので、どなた様かお引取り頂き、お楽しみ頂ければ、誠に幸いです。
*お決まりですがノークレーム・ノーリターンにてお願い致します。
*全くの新品ではないですので、神経質な方のご入札はご遠慮下さいますよう宜しくお願い致します。
+ + + この商品説明は オークションプレートメーカー2 で作成しました + + +
No.204.006.001